Chapitre.130『踏み越えた線』
おおぉ~ついに
ファイお目覚めです!!
きゃ~ファイが沢山お話してるぅ~
ドキドキっ!瞳は普段はフツー通りなんですね!感情が高ぶったりするとネコ眼になるのかな(^^;;
いや、しかし‥目覚めて最初のセリフが‥
にっこり笑って
「‥‥おはよう『
黒鋼』」
だって!!『
黒鋼』って‥初めて呼んだよね‥
黒様の驚いた顔ときたら‥言葉を無くしてますよね‥
てか‥ファイに壁をつくられて、黒様、つらそうだよ。
つーか、なんか痛いですよ、この二人‥
黒様が望んでいたのはきっと、ファイの偽りの笑顔じゃなくて‥本心をさらけ出してほしかったんだと思う‥
どうして助けたんだ!とか、許さない、とかそういうことを人間らしく吐き出してほしかったんだよね‥
だけどファイは、すべてを笑顔で隠してしまった‥
黒様をこれ以上近づけさせないために‥
切ないです‥
「逃げないよ」のファイの言葉‥起きてからずっと微笑んでるファイ‥こんなに壁をつくられてるのに‥
それでも黒様、不器用に優しいですよね‥「まだ動くな」ってファイの身体気遣ってるし‥
黒様だって相当ケガ負ってんですけど‥
んで黒様の方が逃げちやいましたね‥小狼の方へ(^^;;
いや、ファイが黒様から離れようと動こうとしたから‥黒様が気遣って先に離れたのかな‥
黒様の腕には、ファイが吸血鬼に変化するさいに引っ掻いた傷が戒めとして残ってるよね‥
黒様はその傷見るたびに、生かすためにこれだけ苦しめたんだ‥って心を掠めると思う。
次は、ファイとゆうこさんの二人きりの会話っ!
大魔術師のトップ会談ですか‥
雰囲気違いますね、ファイ‥なんつってもゆうこさんに対しては
敬語で話してるからね!
敬語‥似合うなぁファイ‥
ゆうこさんの言葉‥
「左目が戻ったら吸血鬼じゃなくなるってことは、もう二度と元には戻れない事より残酷かもしれない」
これって両目がそろう方がファイにとっては残酷だってことですよね‥
確かに、今は片目になって魔力半減しているから、アシュ王から逃げ回らなくてもよくなったのかな?
う~ムズカシイヨウ~(・・;)
黒様のあだ名のことについてファイが語っていますが‥ファイにとってあだ名で呼ぶということは、一線通り越した存在ってことだったんですね‥
誰かをあだ名で呼んだことなんてないから、楽しくて‥って穏やかな表情で語るファイ‥
「自分で引いた線を通り越してるのに気付かなかった」
黒様はファイにとってそういう存在だったんだね‥
だから「
黒鋼」って呼んだことには意味があるんだ‥
知らず知らずに線の内側へ入り込んでいた黒様を‥その線の外側へ戻しちゃったんだね。
「生かす事を選んだ彼を許しちゃだめなんですよ」
って‥自分自身で戒めてるし‥ファイは強いとうか‥苦しい生き方をしてますよね‥
ゆうこさんには本心で話してますねファイ‥誰も不幸にしたくない‥ってこと、アシュ王のことも‥
ゆうこさんて
凄いですね‥黒鋼がファイからようやく聞き出した話しを自然に話させてるんだもん‥
そして意地になってるファイをまっすぐ諭すゆうこさん‥
わかってるんだろうけど‥できないんだね、ファイは‥。うむ切ない‥
題が
『踏み越えた線』だもんなぁ‥
この先の黒様とファイの関係に目が離せないですよ~ッ!!
つーか、感想長すぎですね‥すみません(^^;;もう自己満足です(汗)
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